フックの交換方法
夏秋のハゼ釣り、管理釣り場のでニジマス釣りでエッグナッツを使っていると、「魚からのアタリはあるのに、フッキングしないんだよな…」ということがあります。 一概に言えませんが、魚のショートバイトやカラー・ルアーサイズなどではなく、フック(鈎)の摩耗が関係している可能性もあります。 というのも、釣りをしていると障害物に当たったり、魚をかけることで使用頻度に比例して鈎先の鋭さがなくなってくるんです。
今回は鈎先が摩耗した際のフック交換方法をご紹介していきます。
交換するタイミングはセルフチェックでわかる!
フックが摩耗しているかどうかの確認は爪の面に鈎先を垂直に軽く当ててみた時にクッと止まるかどうか。
この時、スルッと滑るようであれば鈎先が丸くなっていることになります。 こうなっていると鈎先の摩耗だけでなく、フック自体が伸びている可能性もあるので交換のタイミングです。 ぜひ未使用時のエッグナッツに付いているフックで試してみて下さい。
実際にフック交換をしてみよう 〜使用アイテム〜
では、ここからフック交換の仕方についてです。
エッグナッツを交換する場合に必要な道具は以下の通りです。
・使用しているエッグナッツ
・交換用のフック(エッグナッツの場合、TIMON e-hook #8)
・スプリットリングオープナー(#00や#0に対応しているもの)
※ルアー本体とフックを繋ぐ小さなリングは”スプリットリング”といい、ルアーそれぞれに適したリングサイズでつけられています。
管理釣り場で使う様々なルアーのフック交換に対応できるよう、スプリットリングオープナーは#0番以下対応のものが扱いやすいです。
実際にフック交換をしてみよう 〜実践〜
手順は以下のような流れになります。
1)スプリットリングを開ける
2)古いフックを抜く準備をする
3)新しいフックを古いフックと同じ向きで入れる
(新しいフックはわかりやすいようにテープを付けています)
4)古いフックを抜く
5)新しいフックをリング内に通し切る
この交換方法はフック向きを合わせられるので、間違いが起こりにくいのが特徴です。
エッグナッツのフック向きは頭側を左にした場合、全て右側に開くようセッティングされています。
スプリットリングオープナーでスプリットリングを開け、古いリングをずらしながら新しいリングを入れることで古い方を押し出して交換します。
いかがだったでしょうか? この交換方法はエッグナッツだけでなく、スプーンなどでも対応可能です。
(エッグポンポンなどのジグヘッド型はオモリと鈎が一体型になっているため、交換が出来ない仕様となっています。)
その場合は使用後の水洗い後に水気を拭き取って乾燥するのがベストです。 鈎先の摩耗が気になる場合を研いで使うことができます。
釣果に直結する大きな役割を担うものなので、定期的なチェックをして釣りをもっと楽しくしましょう!